契約としてのオープンソース・ライセンスの歴史と現実に迫る違反リスク :契約×著作権の二層執行の時代へ

米国においてオープンソース・ライセンスが契約ではなく「著作権の一方的な許諾」であると長らく見做され、Jacobsen v. Katzerの訴訟でその効力が法的にも認められるようになった流れは前回の記事で解説したが、一方で続きを読む “契約としてのオープンソース・ライセンスの歴史と現実に迫る違反リスク :契約×著作権の二層執行の時代へ”

一方的許諾としてのオープンソース・ライセンスの概念はどこから来たのか?

日本ではオープンソースライセンスをライセンス契約として見做すことが一般的な見解であり、これはEUでも同様である。しかし、オープンソースのあらゆる側面においての原点である米国では、オープンソースライセンスは契約ではなく「著続きを読む “一方的許諾としてのオープンソース・ライセンスの概念はどこから来たのか?”

オープンソースAIとは何か? – Open Source AI Definition策定経緯とドラフト版概説

オープンソースAI(Open Source AI)とは、オープンソースの状態にあるAIシステムのことである。これはある意味で自明なのではあるが、「オープンソースの定義」(OSD)を管理している米国の非営利団体Open S続きを読む “オープンソースAIとは何か? – Open Source AI Definition策定経緯とドラフト版概説”

「頒布」という訳語を使用するのは何故か?

オープンソースに限らずソフトウェア業界においては、distributeもしくはdistributionという単語を使用することが多い。そして、その単語への日本語訳としては「配布」を割り当てることが多いだろう。しかしながら続きを読む “「頒布」という訳語を使用するのは何故か?”

倫理を振りかざすライセンスが好ましくないのは何故か?

オープンソースが社会で受容されるにつれ、コミュニティの中においても一定の倫理が求められる傾向が強まっている。Code of Conduct(行動規範)を定める開発プロジェクトが多くなったのもその流れだろう。しかしながら、続きを読む “倫理を振りかざすライセンスが好ましくないのは何故か?”

オープンソースにおける無保証と免責の条項

オープンソースの定義にはオープンソースであるライセンスで定めるべき条件もしくは定めてはいけない条件が記述されているが、オープンソース・ライセンスと呼ばれるものに必ずのように含まれる条項も存在する。いわゆる無保証と免責の条続きを読む “オープンソースにおける無保証と免責の条項”

何故オープンソースはパブリックドメインを含まないのか?

著作権関連の話題においてパブリックドメイン(Public Domain、公有)という言葉がしばしば出てくる。このパブリックドメインという言葉は特にソフトウェアの業界では根強く誤解されてきた用語であり、現在では少なくなった続きを読む “何故オープンソースはパブリックドメインを含まないのか?”

オープンソースと自由ソフトウェアの違い

オープンソースという用語は自由ソフトウェア(Free Software)という用語を置き換えるために作られたのは周知の事実である。それならば、両者の意味する所は全く同じであるはずであるが、歴史的経緯により両者には別々にそ続きを読む “オープンソースと自由ソフトウェアの違い”

定義から見るオープンソースに至るまでの歴史

「オープンソースの定義」はDebianフリーソフトウェア・ガイドライン(DFSG)を流用したことは周知の事実であるが、何故Debianプロジェクトは一般的にはFree Softwareという用語の祖とも管理者ともみなされ続きを読む “定義から見るオープンソースに至るまでの歴史”