VA LinuxのIPO:13ドル、23ドル、30ドル、そして 300ドルへ

LinuxOneの騒動でまだコミュニティがごたついていた1999年10月8日、とうとうVA Linux Systems社がIPOを申請した。Red Hatの後に何故か間に3社が挟まれ、それぞれ印象的な結果を残したが、市場続きを読む “VA LinuxのIPO:13ドル、23ドル、30ドル、そして 300ドルへ”

Red Hat、Cobalt、Andover、そしてLinuxOne?のIPO

1999年、シリコンバレー周辺地域はバブルに浮かれていた。インターネットが少しずつ利用を広げる内にインターネットが世界を一変させるという過度な期待が先行するようになり、また当時の金融政策の影響もあって、利益の裏付けどころ続きを読む “Red Hat、Cobalt、Andover、そしてLinuxOne?のIPO”

バブル期までのLinuxイベント

SNSのTLをだらだらと眺めていると何やらイベントらしき写真が流れてきた。Open Source Summit Japanというイベントが開催中らしい。今時にオープンソースイベントか!と若干心が踊りつつ、アクセスしてみる続きを読む “バブル期までのLinuxイベント”

オープンソースバブルへの道、VA ResearchからVA Linuxへ

オープンソースという言葉がVA Research社のオフィスで誕生して以降、VAを取り巻くビジネス環境は激変することになった。 創業からの数年間は成長とは言っても微々たるものであり、200万ドル程度の年商、つまり当時の秋続きを読む “オープンソースバブルへの道、VA ResearchからVA Linuxへ”

オープンソースの誕生

VA Researchの歴史においてオープンソースは外せない話題であるが、特に1998年の2月から4月までの期間はVAを抜きにしてもオープンソースにとって極めて重要な出来事が多いのでやや詳細に書いていく。現在、一般的にオ続きを読む “オープンソースの誕生”

オープンソースの源流、VAリサーチ社の黎明期

昔々、VA Researchという会社がシリコンバレーにあった。この社名を知っている人は日本ではほとんど存在しないが、この会社はVA Linux Systemsと名を変え、その後に歴史的な株式公開を果たして上場会社となっ続きを読む “オープンソースの源流、VAリサーチ社の黎明期”

コミュニティにとって望ましくない商標登録出願に対する特許庁への情報提供の方法について

私が商標関連でかなりの個人資金を使ってまで悪戦苦闘していたのは、もう10年前のことだ。その当時の私の経験や世界的にいろいろ発生した商標関連の事件のおかげで、オープンソースコミュニティには対処スキルが蓄積されたと思っていた続きを読む “コミュニティにとって望ましくない商標登録出願に対する特許庁への情報提供の方法について”

オープンソース開発者を雇う前に解決すべき課題

オープンソース開発者を雇いたい、と考えている企業は最近では珍しくないのかもしれない。その動機は様々だと思われるが、ここではその前に企業として考えておくべきことを幾つか述べることとする。